投稿日:2024年12月21日 投稿者:流通課
カテゴリー:雑記

こんにちは!

 

突然ですが、passiv designって聞いたこと、ありますか?
弊社の家づくりのこだわりのデザインです。

 

■■パッシブデザインとは?■■

 

「パッシブ(Passive ※ドイツ語表記ではpassiv)」は「受動的な」という意味で、自然の力を積極的に利用して、人工的なエネルギー(電気やガスなど)の使用を最小限に抑える設計手法を指します。

OKUTAでは、建物の立地や形状、窓の配置、素材の選定など、さまざまな要素を工夫することで、自然エネルギーを効率よく活用し、室内環境を快適に保つ住まいづくりを目指しています。

 

 

passiv desingには、5つの要素があります。

 

①光と風をデザインする

②断熱をデザインする

③省エネをデザインする

④自然素材をデザインする

⑤愉しむをデザインする

※詳細はこちらのpassiv desingのwebサイトをご覧ください

 

 

外付けブラインドは、その中でも①の、【光と風をデザインする】に密接な関わりがあります。

 

 

 
 
 
 

光と風のデザイン:季節ごとに異なる太陽の特徴を活かす

夏と冬の日射の違い

太陽の位置は季節ごとに大きく異なります。
例えば、夏至では太陽は真上に近い位置(南中高度約78.5度)から強い日差しを降り注ぎますが、冬至では低い位置(南中高度約31.5度)から穏やかに照らします。

  • :日中の日射が強く、長時間にわたり直射日光が建物を照らします。そのため、南面や東西面の壁や窓に直射日光を遮る工夫が重要です。
  • :低い位置からの日射が南面の窓を通じて室内を暖めるため、積極的に光を取り入れる設計が求められます。

これらの太陽の動きを理解し、日射量をコントロールすることで、季節ごとの快適性を向上させることができます。

 


自然の力を最大限に活用する工夫

夏の直射日光を遮る方法

夏の暑い日差しは、室内に入る前に外で遮るのが最も効果的です。以下の方法があります。

  • 外付けブラインド日よけを設置して高い位置からの日射を遮る
  • 木々や植物を活用して、自然な日陰を作る

また、室内側にカーテンを設置することも有効ですが、カーテンでは一度室内に取り込まれた熱を遮断することが難しいため、外側で遮る方が理想的です。
そのために外付けブラインドは最適な手段となります。

冬の暖かい日差しを取り込む方法

冬は太陽の低い位置からの光を活用します。大きな南向きの窓を設置し、日中の日射を室内に取り込みやすい設計にします。
また、冷気の侵入を防ぐため、窓の断熱性能を高めることもポイントです。
外付けブラインドを設置することで、窓とブラインドの間に空気層を作り何もない状態よりも断熱機能が高まります。

 


パッシブデザインの効果

光や風を自然エネルギーとして活用するパッシブデザインは、以下のようなメリットをもたらします。

  1. 快適性の向上:季節ごとの自然環境に適応した住環境を提供。
  2. エネルギー効率の改善:冷暖房の使用を最小限に抑えることで、エネルギー消費を削減。
  3. 環境への配慮:自然エネルギーを活用することで、持続可能な暮らしを実現

 

「光と風をデザインする」住まいづくりは、自然の力を活用してより快適でエネルギー効率の高い生活を目指すものです。
地域の気候特性や敷地条件を考慮した設計を行うことで、一年中快適に過ごせる家を実現します。興味を持たれた方は、ぜひパッシブデザインやpassiv blinをご検討してみてください!

 

 

 

流通課 中野

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