外付けブラインドコラム|寒冷地でも外付けブラインドは有効か?!
外渉二課の臼井です。
寒いですね。12月に入り、朝の冷え込みが厳しい季節になりました。
ここ関東もいよいよ冬本番という感じですね。
11月にフィンランドに行って参りました。
フィンランドの気候は一年の大概は冬で、
北海道よりも北緯に位置する為、日照時間も短い寒冷地です。
私の訪れたヘルシンキは11月なのに朝の気温は氷点下となっていました。
日の出は朝7時、日の入りは午後4時という日の短さに加え、
街に雨が降った翌日には、路面が凍結するため、
スリップ防止のためのパーライトがそこらじゅうに撒かれるといった具合です。
私がフィンランドを訪問したのはオーロラあムーミンでもなく、
死ぬまでには一度訪れたいと思っていた巨匠アルヴァ・アアルトの自邸を訪れるための建築旅行でした。
アアルトや北欧デザインも良いけど、
私はドイツゆずりの建築資材販売を行っている手前、
どうしてもフィンランド人の寒冷な土地での暮らし方、
とりわけ暖房設備や断熱に目が行ってしまいました。
暖房器具はほぼパネルヒーター。
温水を通すパネルヒーターが窓下に大概入っていました。
再生可能エネルギー自給率100%のスゴイ国「アイスランド」では
地熱発電で本来捨ててしまう熱を温水に変えて、地中パイプで温水を運び、
各家庭のパネルヒーターに活用しているようですが、
ヘルシンキでも地中にごつい地中パイプが埋設されていました。
断熱は、
新しい建築では基本、三層ガラスが採用されており、
古い建築でも必ずインナーに複層ガラス+アルミスペーサー以上のサッシがはめ込まれています。
日照時間が短いためか、日射を遮蔽するという文化はあまりないように見受けられますが、
やはりありました!外付けブラインドしている建物が!
太陽高度がとても低い位置にあるため、水平に日が差し込む時間がとても長く、すごく眩しいのです。
用途はオフィスビルのようでしたが、
外付けブラインドには光の量を自由に調整することが出来る為、
窓から入ってくる眩しさを抑えてくれます。
強い直接光や、PCの画面で光が反射すると目がチカチカしてぐったり疲れます。
外付けブラインドで眩しさを抑えることが出来れば、作業環境が良好に、仕事の効率アップが期待できますね。
先日北海道の住宅にてパッシブブラインドをご採用頂きました。
夏のイメージがついている外付けブラインドですが、
採用理由は北海道での冬期日射取得を考え大きな窓を配したため冷房を使うことが多くなるということと、
そして、眩しさ対策を考えての事のようです。
改めて、外付けブラインドの使い方は多種多様だなと感じることができました。
passiv blindには穴あき(有孔)スラット等のデザインスラットも数多く取り揃えています。
外観を楽しみながら、眩しさ対策を考えてみてはいかがでしょうか。
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外渉二課 臼井達彦
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