パッシブブラインド スラットごとの特性
パッシブブラインドのスラット(羽)は4種類あります。
今回は各スラットの特性、得られる効果についてご紹介したいと思います。
F-type
4種類の中で一番薄く、最もスタイリッシュなスラット
強度が一番低いため、強い風や高圧洗浄には耐えられません。
住宅向けより、商業ビルや高層建築のWスキンファサード内への設置に優れています。
R-type
廉価で強度があることから最もポピュラーなスラット
耐風性能はF-typeより高く、外に設置した場合に安定した性能を発揮します。
2階建てまでの住宅に適しているスラットです。
S・Z-type
スラットがSまたはZ型に折加工されていることで、
F・R-typeに比べ、耐風性能に優れており3階以上の階にも設置が可能です。
閉じたときに隙間が生じないので「ライトシェルフ効果」と「ディムアウト効果」が得られます。
「ライトシェルフ効果」
窓の外側で太陽輻射熱をカットしながらも
光はスラットの間を複数回反射して室内天井をほんの明るく照らします。
パッシブブラインドはライトシェルフ効果が最も高くなるようにデザインされています。
「ディムアウト効果」
スラットが隙間なく折り重なるため室内を完全に暗くすることができます。
ホームシアターや寝室等の暗さが求められる空間に適しています。
日射遮蔽をするのはもちろんですが、
スラットごとに様々な特性があり、得られる効果も異なってきます。
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外商二課 佐藤