代替進入口にも完璧な日よけを|外付けブラインドpassiv blind®電動
カテゴリー:雑記
こんにちは。ようやく暑さも落ち着いてきましたね。
外付けブラインドのおかげで厳しい夏も
紫外線や日焼けを気にせず快適に過ごせた臼井です。
今回は、電動外付けブラインド『passiv blind』を
代替進入口に設置した例を紹介します。
代替進入口とは、
代替進入口とは、非常用進入口に代わる窓のことで、
火事などのときに消防隊が中に入るための出入口です。
「非常用進入口」は、建築基準法で施行令126条の5に規定されています。
ざっくり条件をまとめると、
- 建物の3階以上、高さ31メートル以下の階には、バルコニーや幅の広い窓、表示灯などの条件を満たした「非常用進入口」が必要
- ただし、外壁10mごとに条件を満たす広い開口部を設置している場合は、それらを「代替進入口」として、非常用進入口を設けなくてよい。
- 代替進入口には、赤色反射塗料による一辺が二十センチメートルの正三角形によって、進入口であると表示する。
といった具合になっています。
3階以上の建物というと、ビルやマンションだけにかかってくる規定ではなく
戸建住宅もその対象になります。
代替進入口には当然ですが、消防活動の妨げになるような物がある状態は好ましくありませんので、
一般的に、窓の外にシャッターなどの設置は認められていない場合がありますが、
建築基準法施行令第 126 条の 7 第 1 項第 4 号によって、
「外部にバルコニー、足場がある」という条件で
「外部から開放し、又は破壊して室内に進入できる構造」に適合する製品のみが設置可能となっています。
passiv blindは、スラット厚~0.45㎜のアルミ製であり、
軽量で簡易に持ち上がるという構造から
代替進入口への設置が可能となっております。*
最上階の窓からの日射取得熱によって
家の中がオーバーヒートしやすくなりがちですが、
代替進入口の規定から屋外での日除けは難しいといって、
諦めてしまう場合が多いのも事実。
代替進入口には外付けブラインドが使用可能な事は、
多くの設計者さんに知っていただきたいですね。
3階バルコニーに面した代替進入口への採用例
【採用商品】
PB-R80E(電動式)
完成サイズ 巾:2700×高さ:2400mm
スラット厚さ 0.43㎜
カラー:Y001 (シルバー)
取付箇所:3階バルコニーのサッシ
採用サッシ:アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス
納まり:外壁設置
窓とブラインドの隙間間隔:約20mm
*特定行政庁によっては独自の基準を設けていることもあるので、
事前に確認検査機関に相談しておきましょう。
外商部 臼井達彦
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