ヨーロッパでは当たり前、日本ではまだ少数派。その違いは?

投稿日:2025年09月27日 投稿者:流通課
カテゴリー:雑記

こんにちは!

 

 

外付けブラインドって、日本だとまだ「ちょっと珍しい設備」という印象がありますよね。
でもヨーロッパに行くと、一般住宅からオフィスまで、当たり前のように取り入れられています。
同じ太陽の下で暮らしているのに、なぜこんなに違うのでしょう?

 


 

1. 住まいの文化の違い

ヨーロッパは寒さが厳しい地域が多いので、「どうやって熱を逃がさないか」が昔から大きな課題でした。
厚い壁や二重窓に加えて、夏の日差しを外でカットする外付けブラインドも自然に普及したんですね。

一方、日本の家は「夏をいかに涼しく過ごすか」が中心。
障子や簾(すだれ)、庇(ひさし)などで風を通し、日陰をつくる工夫が受け継がれてきました。
断熱が家の“標準装備”になるのは、実はここ最近の話なんです。

 

 

2. 政策の後押しがあったヨーロッパ

ヨーロッパでは、1970年代のオイルショックをきっかけに省エネ政策が一気に加速しました。
ドイツでは「建物のエネルギー性能」を表示する制度まであり、断熱や遮熱の良し悪しが“資産価値”に直結します。
そんな流れの中で、外付けブラインドは「冷房を使わず涼しくできる道具」として評価され、当たり前の存在になっていったのです。

日本にも省エネ基準やZEH(ゼロエネルギーハウス)が広がりつつありますが、「家の価値」と直接リンクしている実感はまだ弱いですよね。

 

3. 日本の住宅事情も関係あり?

実は住宅の“寿命”も関係しています。
ヨーロッパでは何十年も同じ家に住むのが当たり前。
だから外付けブラインドのように「長く快適に暮らせる設備」に投資する価値があるんです。

日本は建て替えサイクルが早く、耐震の影響で窓まわりの施工も難しいことが多い。
これも普及が遅れている理由のひとつといえそうです。

 

4. これからの日本には必要な発想

ただし、最近は猛暑や電気代の高騰が大きな問題になっていますよね。
これからの日本の住まいには「外で日差しを止める」という考え方が、ますます大切になるはずです。

よく考えてみれば、日本にも昔から簾や庇といった“外で遮る文化”がありました。
それを現代的に進化させたのが外付けブラインド。
実は日本の暮らしとも相性がいいんですよ。

 


 

ヨーロッパでは「断熱文化」と「省エネ政策」が後押ししてブラインドが広まり、日本では「住宅文化」と「制度の遅れ」がブレーキをかけてきました。
でも今、日本も新しい転換期に立っています。

外付けブラインドは、単なる建材ではなく、
「これからの快適な暮らし方をつくる道具」
なのかもしれません。

ご興味を持った方、どんなことでも良いのでご不明点あがればお問合せくださいね!
ぜひぜひ、passiv blindをご検討ください。

OK-DEPOT  中野

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