外付けブラインドコラム|外付けブラインドとエコウィン|輻射式冷暖房装置との相性は抜群!

投稿日:2017年11月01日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:雑記 | passiv material

外渉二課の臼井です。

 

理想の冷暖房は?と聞かれれば、

風がなく、温度が均一になり、そして経済的!

と答えます。

 

この三拍子を兼ね備えたのが、省エネ大賞を受賞した輻射式冷暖房装置「エコウィン」。

この装置が他のパネルと違うところは、

一般の家庭用エアコンを使って動くというところ。

 

一般の家庭用エアコンはCOP、APFが良く、

コストパフォーマンスにも優れるため今のところ最もエコな冷暖房装置です。

 

エアコンは室内機と室外機とがあり、それらのユニットを繋いでいる冷媒管、

この冷媒管を分岐させてエコウィンを繋ぐと、

エアコンとパネルを同時に運転させる事ができるのです。

 

電気回路みたいなつくりですが、シンプルで良いでしょ。

冷暖房装置も家電同様、いつかは壊れるものですので、買い替えコストをよく考えておかないといけません。

パネル自体は壊れるものでないので、家庭用エアコンの買い替えだけで済むのはありがたいですね。

 

臼井べた褒めのエコウィンですが、+αで欲しいのが、外付けブラインドです。

これさえあれば、鬼に金棒、ホカホカのごはんに卵のようなものです。

 

エコウィンの熱の伝達方法はいわゆる輻射と言って、”物体”を温めたり冷やしたりする性質を持っています。

輻射発生装置から出た輻射熱は、壁、床、天井、そしてガラスに当たり、温め冷やし続けます。

極端な表現をすると、

家の中がまるで

夏は冷蔵庫の中のように、

冬はこたつの中のように、

温度を均一にキープしてくれるのです。

 

しかし、住宅には窓が必ずついてますから、

実際には、冷蔵庫やこたつに穴が開いたような状態になります。

そこに太陽熱がドカーンと入ってきますので、

温熱環境は結構かき乱されます。

 

窓から入ってくる熱も、同じ「輻射熱」です。

窓ガラスに日射が当たるとガラス面が加熱し続け、たちまち室内に輻射熱を放熱し、部屋を加熱し始めます。

 

サイズが16522で日射取得率60%のLOW-Eペアガラスのサッシ1面から入る熱は約600W(ドライヤーの「弱」相当)です。

冬ならまだしも、夏は暑くて暑くてとても困ります。

 

この熱を輻射パネルで頑張って取り去ろうとすると、

結構電力を使う結果になりかねないため、

そこは問題の原因である日射を遮蔽すればいいというのが賢い選択です。

 

外付けブラインドは日射量を0~83%の間で調節ができる優れものです。

夏はドライヤーくらいの熱を電球1個分くらいの熱に絞れますので、

エコウィンの冷房負荷も出来るだけ小さくなります。

逆に冬はドライヤーの熱にして取り入れれば、

エコウィンの暖房負荷も小さくなり、

トータルの冷暖房コストが著しく削減することが出来ます。

 

輻射熱利用は最近特に人気が出てきましたが、

商品をただ比べるだけではなく、その使い方も一緒に計画してみてくださいね。

 

 

外渉二課 臼井達彦

 

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